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教えて船橋アイ Vol.04

南関東競馬公認予想士
高本幸司さん船橋競馬徹底解説!

「場立ち」でおなじみ、南関東競馬公認予想士の目線でレースや船橋競馬を予想するうえでのポイントを解説いただくこの企画。
第2回目の今回は「ナビゲーション」の高本幸司さんに船橋競馬を様々な角度から解説していただきました!

――船橋競馬を予想するうえで重要なポイントはどんなところ?
高本
 全国の地方競馬の中でも屈指の差し、追い込みが利く競馬場でハイレベルの馬が集まっているのでスピードだけではなかなか勝つのは難しい競馬場だと思います。
馬場にしても初日良馬場で行われてその後に雨が降り中日に重で馬場悪化しながらも最終日に良馬場に回復しても初日の良馬場とは質の違う状態になるので枠順、騎手、ローテーション、その番組での位置取りをベースにしています。

――ビギナーが予想するうえでどういう点に注目したら良い?
高本
 そうですね~。これに関してはまず大切なお金を賭けると言うことになるので儲けてほしい、楽しんでほしいと言うのが大前提ですが、まず購入に関しては自己責任になりますから「自分が納得してその馬を買えるかどうか」と言う事になります。
その上でビギナーの方はまず専門紙(競馬新聞)を頼らずに当日いくつかのレースを自分で予想の基準を作って1着馬を当てることから始めて頂きたいです。
専門紙と言うのは前回上位の着順だった馬、走破時計が早い等でレースレベルに関係なく印を打ってくることもあり、そこに便乗してオッズが作られてしまうこともあるので、例えば自分の目で商品を選んで購入するのと同じように、自身のインスピレーションを第一にして欲しいですね。
数レース楽しんで外れが続くようなら今までの見かたとは違う観点で見るポイントを変えながら、見定めていきながら目を養ってほしいと思います。

――本命馬の選び方や穴馬の見分け方は?
高本
 本命馬とは私共の仕事柄人気に関係なく自分が自信を持って勧められるかと言う事の一言に尽きます。例えば大敗が続いている馬がいきなり馬券に絡んでファンの方は「何で?」と思う事が多いと思います。詳しいことは企業秘密になりますが番組的なカラクリ等があり前回どう言う理由で勝ったのか負けたのか。(恵まれた勝ちなのか、不利等があって敗戦したのか)がポイントとなります。
先ほどと重複しますが、穴馬の見分け方と言うよりも今回はチャンスが大きいのにファンの方々には結果的に支持されていなかった「その結果」が高配当に繋がるだけで、私個人としては本命馬も穴馬も表裏一体と言うか紙一重と言う事になりますね。

――高本さんが予想を得意としているレースや条件は?
高本
 得意のレースと言うより自分として好きなレースは新馬戦です。
理由としてはその馬のある程度能力のバロメーターを計る事が出来て自分なりにどの辺りのクラスまで出世するのかを勝手に予想するのが楽しみです。
また、調子を落としてしばらく成績が上がらない時など後々のレースでこの新馬戦の内容を引っ張り出して狙うタイミングを見定める事も出来るだけに2歳デビューから3歳秋頃まで予想の組み立てに利用できる要素になる為、自分としては好きなレースです。

――船橋競馬の推しジョッキーは?
高本
 ベテランを含め現時点で船橋所属のジョッキーは26名在籍していますが若手では将来性が見込めそうなのは臼井健太郎ジョッキーですかね。最近は勝ち星が少ないですがレベルは水準以上で騎乗馬に恵まれればもっと飛躍出来る能力を持っていると思います。
もう1人は張田昂ジョッキーです。遅咲きで、デビュー前には厩務員や色々苦労したジョッキーですが今年川崎記念で私が本命に推したカジノフォンテンで見事ビッグタイトルを手にしてその後かしわ記念でもJpnⅠを獲る等今後大きく化けそうな雰囲気があります。

――パドックでは馬のどの部分に注目している?
高本
 パドックは直前までを見定めて馬券購入(勝ち馬投票券)と言う最も大切な作業になります。
私はまず1番の馬と2番の馬、1番の馬と3番の馬、1番の馬と4番の馬・・・みたいに他馬とは横の比較はしません。人間と同じで個体差があり筋肉の付き方や体高の高さがそれぞれなので基本的には1番の馬は前回、前々回と今回のパドックでどう変わってきたか特に体重や馬装具、爪の状態、転厩(環境の変化)による仕草、厩務員の引き手の状態、毎回テンションの高い馬が今回は落ち着いている、また逆にいつも落ち着いている馬が今回は落ち着きがない、今回は本馬場へ先出している等、返し馬をしている、していない等見所が沢山あり縦の比較を最も大切にしています。ただファンの方はそう言う事を毎日見られないので有観客競馬が再開した際には現地にいる予想士を上手に利用して頂ければと思います。

――今開催の重賞レース日本テレビ盃のポイントは?
高本
 南関東競馬で毎日戦っている私としては悔しいのですが過去10年中央所属馬の独占状態となっています。Road to JBCとしてJBCクラシックに向けての前哨戦のレースに位置付けされているんですが今年のJBCは金沢競馬場での開催となります。船橋は左回りに対して金沢は右回りとなります。船橋よりも直線が短く小回りなコースなので今年の日本テレビ盃をもし逃げて勝つ馬がいれば本番のJBCクラシックでも最有力となると思いますよ。そういう視点でも楽しんでもらえればと思います。