


本作は、美容師見習いの彼女・架乃ゆらと、同棲カップルとして過ごす“記念日”の夜が舞台。交際1周年を迎えた2人が、仕事終わりに髪を切ってもらうという、まさにリアルなカップルの日常を切り取ったようなシチュエーションでスタートします。
最初から架乃さんの可愛らしさが全開で、家に帰ってくるなり甘えてくる様子は、「こういう彼女、いたら最高だな」と思わずにはいられません。


特筆すべきは、髪を切ってもらう場面や、シャンプーをしてもらうシーンでの没入感。全裸でハサミを持ち、顔のすぐ近くで世話を焼いてくれる架乃ゆらの姿には、色気と母性が混在しており、ただのエロとは一線を画しています。
シャンプー時にバストが揺れるシーンや、耳元で囁かれる優しい声が、まるで本当に同棲しているかのような「彼女感」を演出してくれていました。



ラストの騎乗位パートでは、「好き、好き」と何度も囁かれながらのプレイが展開され、ここはファンなら確実に刺さるポイント。激しさは控えめですが、愛情に満ちた絡みに癒やされたい方にはドンピシャの内容です。
架乃さんの演技は終始安定しており、仕草や表情にも“本当にそこにいる”ような温度を感じられます。

とはいえ、手放しで絶賛とはいかない点も。まず気になったのは画質。8K作品とはいえ、全体的にビットレートが低めなのか、映像がやや平坦で、細部がぼやけて感じられる場面がありました。
肌の質感や毛先など、より細かいディテールを期待するユーザーにはやや物足りない仕上がりかもしれません。

ストーリー展開にも好みが分かれそうです。序盤の喧嘩から仲直りのエッチへ……という流れ自体は王道ですが、プレイ中に将来の美容室の話を挟んでくるなど、ムードを一瞬で現実に引き戻すような演出がありました。
「エロの濃度」を重視したい人には、少し淡白に感じられるかもしれません。もう少しプレイの尺やバリエーションがあると満足度が高まったように思います。




ハサミを持つというシチュエーション上、距離感が近いことで少し緊張感があるものの、それも含めて“特別な時間”として機能しているのは評価ポイント。先端恐怖症の方には若干刺激が強いかもしれませんが、彼女との記念日を甘く過ごすような空気感はしっかり表現されています。
派手なギミックよりも、リアルで密着感のある同棲彼女との時間を楽しみたい方には、十分に試す価値のある一本です。